メイデン ナパ・ヴァレー ハーラン・エステイト 750ml 1984年創業のハーラン・エステートはナパ・ヴァレーの西側にある海抜225フィートから1,225フィートにある急勾配の段々畑で生み出されたカベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドー・ブレンドの作り手として勇名をとどろかせています。
メイデンはハーランのセカンド・ラベルにあたります。
メイデンのファースト・ヴィンテージは1995年。
醸造責任者はハーランと同じボブ・ レヴィ。
コンサルタントはミシェル・ ロラン。
栽培管理者はメアリー・ホール/ジェリー・シュリンク。
自社畑38エーカーの栽培品種はカベルネ・ソーヴィニヨン(70%)、メルロ(20%)、カベルネ・フラン(8%)、プティ・ヴェルド(2%)すべてヒルサイドに段々畑状に密集して植樹されており、土壌はフランシスカン頁岩という粉砕された岩石が表面を覆っています。
使用果実は全てハーラン・エステートと全く同じですが、品種構成がハーランと比べてカベルネ・フランの比率が高くなっています。
カベルネ・ソーヴィニヨンが2/3、残りがカベルネ・フランとメルロです。
ナパ・ヴァレーのラ・ミッション・オーブリオン、シュバル・ブランとロバート・パーカーは評しています。
ブドウの収穫は手摘みし、細心の注意を払って粒よりし、徐梗します。
(房ごとの選果ではなく、実ごとの選果です。
)果皮をつけたまま発酵、ステンレスタンクと小さいオークの垂直桶をくみあわせて長い醸し期間をとります。
メイデンは偉大さ、個性、力強さと優美さ、強烈なまでの複雑味、長熟性と、けして重たすぎることのない豊潤さを兼ね備えています。
初ヴィンテージは1995年ですが、わずか2ケースのリリースでした。
翌96年も2ケースのリリースでした。
日本には2006年が初の輸入でしたが、2007年は収穫量が少なかった為、輸出はゼロでした。
メイデンはメーリング・リストに名を連ねる者のみが手にすることのできるワインでした。
ハーラン・エステートは酒類業者には中川ワイン販売に初めて輸出することを許しました。
現在は世界で6カ国のみに輸出しています。